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姓名判断・命名改名相性 滝口敬祥運命学研究会門下五福會

3回改名した人の話

投稿日:2022年11月10日 更新日:

以下は、滝口敬祥先生 寄稿「昭和30年10月11日 再度の危篤を脱す」より記載しました。

再度の危篤を脱す

過去において私が確認した、姓名学の暗示誘導力のいかに偉大な力を有するか。貴重な体験をご参考の一端としてお伝えする。

○○市に住む、山田吉三(仮名)氏は、その姓名が暗示するごとく結核病を患い、某病院に入院のうえ加療(治療)し、ついに危篤状態に陥ったのである。

改名前の名前(仮名)

山田氏の姓名の剖象(姓名判断)するとき、わが姓名学を学んだ人であれば誰でも一見呼吸器病を患うという、原則的な姓名配置に組織されていることに気づくであろう。

彼の天格対人格の関係は、まさに呼吸器病の難症に罹るとあり、かつ前運(地格)9の短命運はついに危篤の状態に至らせ、

かつ山田氏ご夫人の姓名山田たみ枝(仮名)さんの人格9、外格14、ことに総格23の寡婦運は、完全にこの事あるべく裏づけられてあるのである。

改名前の名前(仮名)

一度目の改名

しかるに山田氏は、改名を要すとのことで○○氏に依頼し改名したのだが、

改名の失敗例改名の失敗例

ご覧の通り説明するまでもなく、じつに改悪された改名であり、ことにご夫人の改名は、地格と総格ともに寡婦運(後家運)が構成されるなど、胸部疾患が消減するどころか、さらに凶悪に胸部疾患を誘発する暗示となっていた。

したがって、この改名はなんら効果がないのみならず、もはや死がせまり、すでに時間の問題であると医師の宣告を受けるに至ったのである。

二度目の改名

このとき山田氏より私・滝口に相談を持ちかけられたのであるが、「これは熊﨑先生に理想的な改名を御願するより他に途は無い」とすすめたが、彼は長期間の闘病生活、現在経済的にも多大の支障があることを訴えたので結局、私が改名を与えた。

「治りたい」という人の一念というものは実に恐ろしいもので、彼はまことに人の運命を支配する姓名の偉大さを確認し、その強い理信とともに、あれほどまで重態を伝えられた彼の病気も薄皮を剥がすがごとく、日一日と快方に向かい、その2ヶ月あまりにして退院することができた。

そのあと喜びの1年あまりを経過し、肉体的にも健康を増進しきったのである。

ところが以前、私が人相学を研究していたことが役立ち、再び山田氏の病難を発見することができた。

さらに奥秘等の応用により発病することを確知したので、種々注意を与えておいたのであったが、その後いくばくもなく病気は再発し、医師の診断の結果、今度こそは絶対に回復は不可能であると宣言されたのである。

後日聞くところによれば、山田氏は相当無理をしたことが判明した。

三度目の改名

彼もまた家族の者も非常に嘆き驚き、再度の相談を受けた私は、さすがに当惑したが、「ぜひ熊﨑先生に改名をお願いすること。これが君の最後の方法である。」と激励説得した。

早速、改名をお願いしたところ、ご撰名いただいた。

山田氏に対し、この改名に絶対の理信を持ち、しかもこれを一つの信仰に移してまで熱意をもって精進しなければならなぬことを宣言し、その回復の一日も早からんことを祈願したのである。

しかるに彼の強い信念と共に、姓名の暗示誘導力はいやが上にも強烈となり、やがてハツラツした生気を取り戻してきたのである。

しかして彼の両眼の周囲にあった陰影は跡形もなく消え去り、1か月余りにして退院の喜びを見るに至ったのである。

病室

本人はもちろん周囲の人々は、あまりの不思議さにただ呆然とするのみであった。

山田氏は再度の危篤から脱出して、現在すこぶる元気旺盛、某病院に勤務している。

以上により、事前に予言できた人相法も無力であり、また間違った改名は人をさらに凶悪に陥れたことはまことに遺憾至極と言わなければならない。

-事例, 滝口先生の運命審学書

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