【五福會】熊本市の姓名判断占い 愛ネームスタディ

姓名判断・命名改名相性 滝口敬祥運命学研究会門下五福會

滝口先生の姓名学 はじめに

投稿日:

五福会所有の滝口式姓名判断指南書

以下は滝口先生が遺した指南書の冒頭文です。

大自然の恵みに生された人間は、東西民族の差別なく、富貧老若、男女の別なく、四海同胞平等であり、兄弟姉妹であり、一様に誰でも幸福になる権利がある。

しかし世の中を静観してみると、あの人がと、とにかく悪評の高い人が案外順調幸福に恵まれ、また人から仏さんのように慕い思われている人が不幸の人生に終ったり、八十歳を過ぎた老人が健在であるのに、その孫が若くして不帰の人となったり、まったく気紛れで矛盾そのものは運命であり人生である。

そうして幸福な人より不幸の人の方は遥かに多いのも現実であり、運命の悪戯でもある。

私自身も例外でなく、不幸の人生を歩んだ一人である。 徴兵検査まで二十数回も転職したり、好む、好まないにこだわらず、必然的な運命の絆に左右された過去の半生を振り返って見る時、もっと早く運気を転向させていたらと、いまさらのように悔まれてならない。 そして還歴を迎える年令になって、過去三十余年間も病気もせず健康そのものの自分を見出し、貧困のどん底から誰の助けもかりず、どうにか人間らしい生活の真似事が出来るようになって、自分と同じ道をたどっている人達を見るにつけ、一日も早く幸福が訪れるように助言してあげたいと念じてはいるが、世の中はあまりにも無茶苦茶すぎる。

つい最近まである会社に勤めていた人が若くして退職して明日は新聞に運命鑑定の広告を出し、あるおがみさんは常識で考えられない高額の撰名料をせしめたり、昨日まで理髪職人であった人が、今日は通信運命鑑定の宣伝を大々的に報じている。 運命学の研究は一朝一旦で成るものでなく、多数の運命学書の中からどの本を教書として選ぶか、それは長い間の実際的研究による他はない。 苦しくも運命学を業とするものは一冊二冊の小本を絶対的と信じる事態は間違っていて、広くそれでの学説を深考して研究を重ね、理論的に実際的に最もすぐれたものを選出する、斯くの如くにして十数年もの長きにわたり、研究に研究を重ねて初めてその門の入口の一端に辿りつくものである。

いかに生きんが為とはいえ、先にのべた様な非人道的な人達の所業を傍観する事は正に運命学の神髄を冒涜する意外の何者でもない。 このような人達の心ない行為は人々を幸福に導くどころか、かえって不幸に追やっていると言っても過言でない。

ここにおいて私は過去三十余年の実際的体験を素にした運命学の如何について述べ、悲運の人々の胸に明るい灯を!!と念願して世に訴えるものは即ち本書であり、さらに悪夢より目覚えぬ悪徳者への警告の書でもある。

この書を見て立腹される運命方術者ありとせば、宜しく自己の行為を痛切に反省していただきたい。 そして誠意運命学の研究に取り組み、人間人生に貢献する立派な人間となられるならば私の望外の喜びとするところである。

由希子
晩年、滝口先生は教えを残そうと執筆したりお弟子さんを何人か取りましたが、すべて行方不明になったそうです。

すこし習えば当たると分かるとすぐに頭領運数を付けた名前を自ら改名して気軽に誰でも鑑定しようとしたからです。おそらく頭領運に自身が負けたのか、鑑定した相手の不運に影響を受けて身体に障ったのでしょうが、それから初めて女性を弟子として家庭教師をすることにしたそうです。それが私の母でした。その隣で子守りしていた父ものめり込みました。

-滝口先生の運命審学書

Copyright© 【五福會】熊本市の姓名判断占い 愛ネームスタディ , 2025 All Rights Reserved.